借金のこと|家族がギャンブル依存症になって

 

夫はギャンブル依存症です。

私が一回目の返済を肩代わりしたのは、これまでの夫の性格を考えた時に、まさかエスカレートするなどとは想像もできなかったからです。

一次的なストレスだったのだろうと、とても安易な考えでした。

夫には、もともとギャンブルの趣味はありません。

 

借金の返済、特にギャンブルに関しては「絶対に」肩代わりしてはいけません。

自分で作った借金は、自分で「いけないこと」だと気づいて返済しなければ立ち直ることなどあり得ないんです。

自助グループGA(ギャンブラーズ・アノニマス)のサイトでは、「20の質問」による依存症チェックができます。

7つ以上当てはまるとギャンブル依存症の可能性が高くなります。

>>>GA日本インフォメーションセンター

 

肩代わりなどするからだ。

自業自得ではないか。

気づかなかったとはいえ、一方的に責められないのではないだろうか。

 

私の中には、ずっとそんな考えがつきまとっていて。

いつか気づいて立ち直ってくれるのではないか、そんな淡い期待も捨てられませんでした。

 

すべて粉々に砕けて「離婚しよう」と決めた頃、最初に借金がわかってから5年半が経っていました。

 

家族がギャンブル依存症になって

「借金のすべてが悪い」なんてことはありません。

住宅ローン・マイカーローン・教育費、返済計画がしっかりとされていれば問題ないものはたくさんあります。

そのあたりの算段が甘い夫がやらかした、結婚当初の借金がひとつ。

 

収入に見合わないマイカーローン

夫の運転する車が高速道路で雪山に(単独で)突っ込み、義姉からもらった車を廃車にしてしまったのは、独身最後の深夜の帰省中でした。

すぐに義父母が付き添いのもと、地元で新古車を購入することになりました。

選んだのは、当時私が「あの車乗ってみたいな」と話していたもので、まだ1万kmしか走っておらずキレイでした。

相当無理をして決めたんでしょうね。 この時から、収入に見合っていない車のローンが、夫の生活を圧迫することになりました。

 

闇落ちした家計を生還させる方法はあるのか。

 

マイカーローンの支払額は月1万円。

借入額が足りなかった夫はキャッシングを利用していて、私は知らぬまま入籍。その日の深夜に「借金がある」と告げられてスタートした結婚生活。

土下座して泣けば許してもらえると思っているのか、誠意の欠片もなく、まるで結婚詐欺のようです。

 

金額は48万円ちょっと。

北海道での生活に車は必要ですし、必要経費だと割り切るしかありません。子供もいなければ働くだけです。

とはいえ……

 

マイカーローン以外の借金一覧

 

2004年6月、夫が勝手に賞与を抜き取ったとあります。

結婚式を控えているにも関わらず、証拠隠滅(できていないけど)のために無計画に返済したもの。

未だに許せない行動のひとつですね。

 

借金返済のために、私はフルタイムのパートを始めました。

失業給付も返済のために流れてしまいます。

 

ギャンブル依存症による借金

2013年の単身赴任中、見覚えのないクレジットの請求がありました。

送金した生活費をパチンコにつぎ込んでしまい、足りない分はクレジットカードで支払うという生活だったと聞いています。

 

2014年時点で、スパッと見切りをつける必要がありました。

当時の子供たちが小さかったとはいえ、いろいろなことを理解できるようになると逆に傷は深くなるものです。

三女を妊娠するに至ったのは私の打算です。

流産のあと、そこから立ち直っていく過程で「もう1人産むことができたら」という思いが強くなっていたのです。恐怖心もありましたし、相当悩みました。

夫に相談すると、他人事なんだなと思う返答がありました。

夫
自分(私)が大変になってもいいならいいよ。手伝えることは手伝うけど、そのために早く帰ってきたりはできないんだから。

 

何度も同じような思いをしてきたのに、この時もガッカリしました。

けれど逆に「妊娠したい。無事に出産できたら離婚する」と意思を固める結果になったんです。なかなか授かれずに諦めた末のことでした。

 

夫婦関係|両親の不仲は子供に大きく影響する

 

2015年は三女誕生からしばらくした頃のこと。

携帯料金の滞納に気づいたのですが、別口座での引き落としだったために詳細が把握できず。夫の嘘には気づいても、様子を見るしかありませんでした。

当時の私には命がけで戦っている三女と、必死で踏ん張っている姉ちゃんズのことの方が大切だったんです。

 

ギャンブル依存症に関する借金一覧

 

  • 2013年:36万円
  • 2014年:70万円
  • 2015年:205万円(消費者金融150万円・キャッシング55万円)

 

資格取消通知書が届いても支払わず、督促状まで届き、そのたびに遅延損害金は増えていきます。

この時点で、住宅ローンの借り換えが無理なことはバカでもわかります。

 

おまとめローン返済総額は、276万4711円(元金195万9007円)

この支払いを肩代わりしていたのは「三女の手術(フォンタン手術)が終わるまで我慢してほしい」と、私に我慢を強いた義両親です。

 

携帯料金も桁違いですね。

ケータイ払いの金額17万円、GooglePlayの課金2万2600円、これ以前にいくら使っていたのかは不明です。パズドラにいくら課金してるんだと。

その裏付けになるようなものがあるとすれば、義両親に無心し続けていた金額です。390万円を超えています。

 

義両親・両親・家計から出したお金一覧

 

義両親からの援助金は、夫名義の口座でやりとりされていました。

実の息子とはいえ、お金の使い方に問題のある人間宛によく入金できるものだと呆れたものです。

私の口座に入金するようお願いしても、すっかり忘れて元通り。

 

私の把握できないお金の動きが見えたのは、仕事を欠勤してインターネットカフェに入り浸っていた時期があったから。

 

離婚問題へと発展した借金

支払いが続いている中、新たに発覚した借金があります。

  • 2018年:144万円(消費者金融99万円・キャッシング45万円)

 

過去5年間、同じようなことは何度もあったので驚きはしません。

ただ「もう無理だな」という気持ちになったことだけは、ハッキリと覚えています。次があったら離婚しようと心に決めていたからです。

実際に、直後から離婚を決めて準備を進めていました。

 

家計簿2018年09月|5人家族での生活費内訳

 

2018年4月に契約した消費者金融。

借入総額は98万9721円、数日後には45万1620円のキャッシングも発覚しました。「借りて返して」以外に方法がない以上、キャッシングが出てくることは想定内ですよね。

この借入自体はたった半年でのことです。

インターネットカフェのことも含めると、いったいいつから何をしていたのかなんて見当もつきません。

 

日常に嘘がたくさん紛れ込んでいて、私たちは何度も何度も嘘をつかれて騙されていた。

それだけは間違いないんです。

 

離婚と借金返済について

離婚に向けての話し合い

督促状が明らかになっても、まったく動こうとせず引きこもり続ける夫。

日を追うごとに情緒不安定になる子供たちを案じた父が、義両親へと連絡する形で両家の親が集まりました。

 

無言のまま背を丸め、義父から延々と説教される夫。

とはいえ中身のないガミガミを浴びせ続けるだけで、「パチンコなんてやってないで働け」「ブクブク太りやがって運動しろ」と、私と両親は内心ドン引きです。

口を開いたかと思えば保身ばかりの夫にも辟易。

 

「これ以上は無理」と、離婚を決めたのは私。

離婚に向けてまだたくさんの迷惑をかけるけれど、助けて欲しいと土下座をしたのも私。

泣き崩れる子供たちに謝るのも私。

 

私の踏ん張り続けてきた5年半は、いったい何だったのかと。

今後一切会わなくてもいいとさえ考えていました。

 

学資保険の解約

子供たちが生後3ヶ月から貯め続けていた学資保険は、借金返済に充てるため解約。

新生活の準備費用とすることも考えましたが、父から説得されて手切れ金と最後の恩情として夫に渡すことになりました。

返戻金は147万5830円、恐らく一生許すことはありません。

 

離婚をいったん保留にしたこと

翌日には物件を探して内覧、仮押さえもしていました。

引越しの日程など、大まかな流れを想定しながら部屋の掃除にも着手、翌月の支払いが始まる前にと一気に進める予定でした。

子供たちも了承済みでのこと。

 

それでも……子供たちにとっては、やはり父親のことです。特に次女は学校にも行けないほど気持ちが揺らいでいました。

「借金を払い終わったら、もう1回家を建てて一緒に暮らしたい」

「お父ちゃんの誕生日はお祝いさせてね」

「会いたい時に会えなくなるなんてイヤだ」

 

夫本人にぶつけては、一日中泣き続けるありさまで。

次女をこれ以上傷つけたくはない一心で、いったん歩みを止めて「どうすることが最善なのか」を改めて考えることにしたんです。

 

ギャンブル依存症と向き合うこと

立ち直った人たちも、逆に家族や仕事を失った人たちも、私はたくさんいることを知っています。その上で「あなたはどうしたいのか」と、夫に問いました。

子供たちを傷つけたまま、ダメな父親で終わるつもりなのかと。

 

私の言葉には目をそらして逃げ続けていた夫も、次女の言葉は届いたようです。

そしてギャンブル依存症が病気だと自覚して、「立ち直りたい」と伝えてくれました。この時に夫がしてくれた約束は下記の通り。

  • ギャンブル依存症の治療をすること
  • うつ症状の治療をすること
  • 治療の際には私も同伴すること
  • 解約した学資保険の代わりに改めて学費を貯めること
  • 借金の整理のために弁護士相談をすること

 

なぜ、ギャンブルに依存してしまったのか。

夫自身その原因となるものに気づき始めていますし、ここを見ずして改善されることはありませんよね。

だから、義父のガミガミなど届くはずはないんです。

義両親からの援助金もやめてもらいました、今の夫にとって義父の存在は邪魔だと考えます。

 

弁護士相談を始めて、会社の上司にもギャンブル依存症であることをカミングアウトした夫。おそらく相当勇気のいる行動なので驚きました。

そして見切りをつけられても仕方ない状況で、上司(というか会社)は救いの手を差し伸べてくれました。

  • 子供と一緒にいられる方法があるなら頑張れ
  • 副業の件は社長に話は通しておくから直接許可を取りなさい
  • ギャンブル依存症の治療はしなさい
  • リモート形式での仕事をしながら再起を目指してほしい

 

度重なるストレスもあり、夫は過敏性腸症候群(IBS)を発症。

心療内科は、予約が取れないことから12月上旬で予約済み(2018年11月1日現在)

現在は内科を受診してIBSの治療をしている段階で、こちらも長引くようであれば心療内科での治療が必要だと言われています。

心も体も健康でなければ、何をするにしてもうまくいくことはありません。

 

今は、はやる気持ちを抑えて。

 

最終的に、どんな形におさまるのかはわかりません。

いくら病気とはいえ夫のことは信頼できませんし、今後一切許すつもりがないことは伝えています。すでに離婚に向かって進まなかったことを後悔する日もあります。

「自分が悪かったから離婚してほしい」と言えない夫、自分に甘すぎて腹立たしいです。

 

それでも私たちは家族。

夫が「本気で立ち直りたい」と思い続ける限り、支えてあげたいという小さな気持ちがあります。その本気が見えなくなったら終わりです。

だから、頑張れ夫。

 

誰にも相談できずにひとりで悩んでいませんか。

「自分にあった返済方法」を知ることは、人生をやり直すための近道です。

まずは、現状の確認をしてみてはいかがでしょう。

 

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ABOUT ME
睦
北海道の三姉妹お母ちゃん。借金背負った夫と、小学生の姉ちゃんズ、難病で生まれた三女。人生いろいろあるけれど、トライアンドエラーで笑って生きていくんだ。ネジ巻き直して「よーい、どん!」