北海道のオール電化|電気と灯油での暖房費を比較

 

2011年3月に東日本大震災が起こって、電気料金は明らかに値上がりしました。

我が家は震災前に新築したオール電化住宅、暖房はセントラルヒーティング(全館集中暖房)です。真冬の電気料金は大きな負担で、帳尻合わせをしなければあっさりと赤字になってしまいます。

 

過去に、電気料金だけで6万円かかった月がありました。

北海道での暖房は必須アイテムですが、暖房費に4万円もかかってしまうと生活は成り立ちません。

 

電気・ガス・灯油などは生活から切り離すことのできないエネルギー、無駄遣いを減らすのは言うまでもありませんが、少しでも安く済ませたいという切実な思いも。

そこで身近にあった体験談をもとに、灯油代に置き換えた場合の暖房費節約についてざっくりと・・・・・検証しました。

 

暖房のエネルギーを灯油へと置き換えて検証

参考にするのは、ご近所さんとの立ち話から得た情報。

ドリーム8とホットタイム22ロングを利用している2つのご家庭が、それぞれ灯油ストーブを試してみたというのです。

Aさんファミリー
  • 3人家族
  • 2016年冬、小さめのポータブルストーブを2台置き
  • 2017年冬、FF式へと切り替え
  • ホットタイム22ロングは休止中
Bさんファミリー
  • 5人家族
  • 2017年冬、大きめのポータブルストーブを1台置き
  • ホットタイム22ロングは基本料金のみ支払い

 

Aさん
Aさん
灯油にしたら安かったよ~!1ヶ月で1万円もかかってないはず。

 

Aさんが切り替えたFF式ストーブは、壁に穴を開けて給排気筒を設置するので換気の必要がありません。

セントラルヒーティングのようにムラなく暖めることができない代わりに、火が見える距離の暖かさはこちらの勝利。

熱の質が違うので、体の芯から暖まりますね。

 

Aさんが大絶賛だったので、Bさんも試してみたようです。

家族の多いBさんファミリーによると、真冬の灯油消費量は1週間でポリタンク2つ分(計36リットル)

 

電気料金と灯油代での比較(2018年5月現在)

今回の比較は下記の条件で行います。

電力使用量 2016年の1年間
1月の灯油使用量 18リットルのポリタンク9つ分(162リットル)
灯油単価 北海道生協連のサイトより2017年の単価
ホットタイム22ロング 休止中・基本料金のみ支払い

 

ホットタイム22ロング休止中の場合

Aさんのように休止中にすると、基本料金はかかりませんね。

 

1月(162リットル)を基準として、電力使用量の比率で灯油の使用量を計算しています。

あくまでも概算ですが、入れ替えメリットは10万8907円です。

  • この使用量でどの程度暖かく感じるのか
  • 現状と同程度の室温をキープできるのか

 

基本料金のみ支払いの場合

Bさんのようにホットタイム22ロングの基本料金のみを支払っている場合だと、1年メリットは5万円ほど下がります。

 

入れ替えメリットは10万3659円になります。

 

灯油代を高値に設定しての検証

次の比較は下記の条件で行います。

電力使用量 2016年の1年間
1月の灯油使用量 18リットルのポリタンク9つ分(162リットル)
灯油単価 アパート暮らしをしていた頃の最高値
ホットタイム22ロング 休止中

 

 

先ほどと同じように1月(162リットル)を基準として、電力使用量の比率で灯油の使用量を計算しています。

6月と10月はわからなかったので、近い月の価格に寄せました。

入れ替えメリットが、先ほどより下がって8万1898円でした。

 

メリットとデメリットについて考える

メリット

ここまでの流れでは、灯油ストーブの圧勝です。

月10万円の入れ替えメリットがあれば、初期投資としてストーブや灯油タンクを購入しても1年ほどペイできますよね。

 

オール電化がもてはやされた頃、先ほど例にあげたように灯油価格は高値になっていました。

今の流れはその逆で、災害時を視野に入れたインフラの分散もあります。

睦
FF式ストーブは電気を使うので、停電時には乾電池で動くポータブルストーブならOKです。

 

デメリット

では、灯油ストーブのデメリットをあげてみます。

灯油ストーブ全体の

デメリット

  • 温かい部屋が限られている 
  • 外出から戻った時の部屋が寒い(タイマーはある)
  • 臭いが気になる
  • 火のある生活になる心配
  • 結露がひどくなる
ポータブルストーブのみ
  • 給油する回数の多さと手間
  • 灯油を買いに行く手間
  • 一酸化炭素中毒の危険性

 

一酸化炭素中毒の危険性は、覚えておく必要があります。

給排気筒のついていないポータブルストーブは、換気なしで長時間利用すると命にかかわる場合があるんです。

睦
検証当時、Bさんはポータブルストーブを継続予定でした。

最終的にエコキュートに入れ替えたのですが、理由は結露。衣類などが片っ端から使い物にならなくなったそうです。

 

料金メニューがなくなってしまう?

セントラルヒーティングを、保険として残しておきたい場合ですね。

 

ホットタイム22ロングは、2017年3月末で新規受付を終了しています。

「休止中なら恐らく大丈夫」とのことでしたが、休止にする際にはこの点もほくでんに確認しておくのが無難です。

 

機器の入れ替えが発生した場合

給湯器と暖房器が別々の場合には該当しません。

 

もしも給湯暖房一体型だった場合に、これは大きなリスクとなる可能性があります。

給湯器だけとはいえ使い続けていると、当然ですが機器全体の故障リスクは年々上がっていくものです。

給湯器が故障して修理不可能だった場合、当然ですが機器は入れ替えになります。

 

Aさん
Aさん
電気暖房器も保険として残しておきたいから、給湯器と暖房器を入れ替える?

そんなことにはならないでしょう(笑)

その時にはホットタイム22ロングを解約して、給湯器のみを入れ替えればコストも抑えられそうです。

 

この給湯器をエコキュートにして、電気料金メニューをeタイム3プラスに変更するのも1つです。

ただし節約できる代わりに、設備費用がドンッ!と上がってしまいます。

 

最後にまとめ

現在の灯油単価、過去最高値の灯油単価、それぞれ単純に「暖房費」の部分だけを切り取ると、灯油の方が断然お得です。

だからといって、それだけが正解ではありませんよね。

節約できる方を選びたい、小さな子供がいるから安心を優先したい、それぞれが何を大切にして生活していきたいかによって選択は異なります。

我が家のように太陽光発電を後乗せしたり、エコキュートへと入れ替えると無駄が多いです。

これも新築当時にしっかりと考えていたら、今とは全く違う結果になっていたでしょうね。

 

2017年5月にエコキュートにしてからは、節電を心掛けなくても15%ほど安くなりました。

子供たちの成長に伴って消費電力量はふえています。

まだまだ削減の余地はあるので、25%をめざして取り組んでいきますよ。

 

地震からの大規模停電を経験して、これまでとは違った視点からの試行錯誤は続いています。これからは灯油ストーブが増えてきそうですね。

睦でした(*ゝωδ)⌒☆

ABOUT ME
睦
北海道の三姉妹お母ちゃん。借金背負った夫と、小学生の姉ちゃんズ、難病で生まれた三女。人生いろいろあるけれど、トライアンドエラーで笑って生きていくんだ。ネジ巻き直して「よーい、どん!」