子供が熱中症になった!原因と予防対策まとめ

 

総務省の平成29年7月の熱中症による救急搬送状況によると、救急搬送人員数は全国で2万6702人でした。

前年同月より、8031人多くなっているようです。

 

うち、北海道では899人。

そう多くないように感じるかもしれませんが、全国で9番目の多さでした。そしてこれは「救急搬送」された人数でしかありません。

 

北海道でも熱中症は起こります。

高齢者が一番多いようですが、それ以外の世代でも可能性は十分にあります。原因や予防対策など、ぜひ確認してくださいね。

 

熱中症の原因と予防対策を知る 

熱中症になりやすい条件

まずは、長女が熱中症になった日の気候です。

この日は125年振りの真夏日続き、しかも前日の雨で蒸し暑く、tenki.jpによると熱中症は「厳重警戒」状態でした。

 

こちらを見てみると、WBGT値(暑さ指数)というものが出てきます。

 

熱中症を予防することを目的として1954年にアメリカで提案された指標です。 単位は気温と同じ摂氏度(℃)で示されますが、その値は気温とは異なります。

暑さ指数(WBGT)は人体と外気との熱のやりとり(熱収支)に着目した指標で、人体の熱収支に与える影響の大きい

①湿度

②日射・輻射(ふくしゃ)など周辺の熱環境

③気温

の3つを取り入れた指標です。

 

環境省熱中症予防情報サイト 暑さ指数とは?

 

上記サイトには、日常生活・運動・作業者に関する指針が表で分かりやすく掲載されています。

 

熱中症の原因

熱中症を引き起こす条件は、「環境」と「からだ」と「行動」によるものが考えられます。

「環境」の要因は、気温が高い、湿度が高い、風が弱いなどがあります。

「からだ」の要因は、激しい労働や運動によって体内に著しい熱が生じたり、暑い環境に体が十分に対応できないことなどがあります。

その結果、熱中症を引き起こす可能性があります。

 

環境省熱中症予防情報サイト 熱中症の予防方法と対処方法

 

さまざまな要因があって起こるものですから、これが原因と特定するのは難しいです。

 

今回の原因になりうると感じたもの 

  • 35℃を超える屋外での炊事
  • 湿度がとても高かった
  • 長袖・長ズボン・タオルで首巻き(マダニ対策)をしてのハイキング
  • 休憩や水分補給を取れなかった
  • 炎天下で先生の話を聞いた
  • 長女の体質(暑さに弱かった)

 

もともとあまり汗をかかない長女。

熱が体にこもりやすい体質で、昔から暑さには弱く、平熱が35.5℃という低体温も影響しているでしょうか。

気温が30℃を超えると、グッタリしてしまうことが多いです。

 

この日は、ずっとずっと楽しみにしていた宿泊学習。

長袖を着て屋外活動をしなければいけない行事を、なぜこの時期にやる必要があったのでしょうか。

 

熱中症を疑う症状

めまい・失神・筋肉痛・筋肉の硬直・大量の発汗・頭痛・不快感・吐き気・嘔吐・倦怠感・虚脱感・意識障害・けいれん・手足の運動障害・高体温

 

長女の場合は、吐き気・嘔吐・(軽度ですが)高体温。

この日はニュースでも、熱中症での救急搬送が1週間で4000人を超えたと言っていました。死者も出ているわけですから、安易に考えるのは本当に危険です。

 

熱中症を予防するために

  • 通気性のよい素材など涼しい衣類を選ぶ
  • 日陰に入ったり日傘や帽子を使う
  • こまめに水分補給・塩分補給をする
  • 規則正しい生活を心がけ体調を整える

 

下記サイトは具体的な説明が多く、わかりやすいのでご参考まで。

>>>熱中症の予防・対策|熱中症ゼロへ

 

汗をかくと電解質が失われるので、水分だけでなく塩分も補う必要があります。

スポーツドリンクや経口補水液(OS-1)がオススメです。麦茶や水を飲む場合には、梅干や塩あめ・タブレットなどもいいですね。

 

 

長女の症状と時系列での変化

1回目の連絡

「2度ほど吐いたので様子を見ています」

そう連絡が入ったのは18時前でした。

 

夕食前の時間だったようです。

あとで長女に確認したところ、休憩時間を挟んで夕食の配膳時間に具合が悪くなり、1度吐いて。そのあともう1度。

 

長女はいつも1度吐いてしまうと、立ち直りに時間がかかります。

今回もきっと無理だろうとは思いましたが、先生方も「まだ」と言ってくださったことと、本人がまだ諦められないだろうと思いそのままお願いしました。

 

2度目の連絡

「どうしますか?」

再び連絡があったのは20時過ぎのことでした。

 

先生が長女に問うと「お母さんに連絡してほしい」と言ったそうです。途中で電話を代わってもらうと、私の声を聞いた長女は電話口で泣き出しました。

この時点で37.2℃、熱がこもっているのか脱水なのか高めです。

 

回復するならばこのまま様子を見たいと、先生は言ってくださいました。

かなり難しいとは思いましたが、夫がまだ帰宅していなかったこともあり、もう少しだけとお願いしていったん電話を切りました。

 

3度目の連絡

「もう無理でしょう」

現地にいる先生方で相談した結果、20時半を過ぎた頃にリタイアが決定しました。吐き気がおさまらなかったんです。

 

ちょうど帰宅した夫には、そのまま片道1時間以上かけて山の中まで行ってもらい、長女を連れて戻ってきたのは23時半を過ぎた頃。

思っていたよりずっと元気で、この頃には吐き気も治まりそうな気配がありました。

 

一晩経てばきっと大丈夫だろうと感じましたし、実際にそこから小一時間ほどで眠ることができて朝までぐっすり。

念のために小児科を受診しておきましたが、心配しなくて大丈夫と言われて一安心しました。

 

軽度の熱中症で済んでよかったです。

 

先生方から聞いたこと

翌日のことです。

お礼と回復の報告のため、バスの到着に合わせて学校へと行きました。

 

長女のほかにも、2日目でのリタイアが2人いたそうです。

降りてきた子供たちの顔を見ていると、倒れる寸前じゃないかと思うほど真っ白な顔をした子、フラフラ歩いている子、「私も吐いた」と教えてくれる子。

過去の宿泊学習を知りませんが、とてもまともな状態ではありませんでした。

 

最後にまとめ

リタイアが決まった時、私は長女に伝えました。

 

睦
何よりあなたの体が大事だから、しっかり元気になってまた楽しく学校に行こう。

だから帰っておいで、待ってるから。

 

楽しみにしていた学校行事をリタイヤするのは、とても残念なことです。

いろいろな行事はありますが、その年のその行事は一生に1度。ましてや宿泊学習ですから、この思い出を取り返す機会は2度とありません。

 

この先どれほど楽しい行事があったとしても、長女にとって今回の慰めにはならないんですよね。

それでもやはり、何よりも命が大切です。

 

125年振りですから、予想の範囲を超えてはいたのでしょう。

 

次年度からの宿泊学習は、7月ではなく10月に変更となりました。

「自分が経験して知ったことは、クラスの授業であったり、4年生への報告の時に、伝えていけたらいいよね」という話を長女としました。

 

そして長女も、自分の体と上手に付き合う方法を学んでいってほしいですね。

夏の暑さには万全の対策を!睦でした(*ゝωδ)⌒☆

ABOUT ME
睦
北海道の三姉妹お母ちゃん。借金背負った夫と、小学生の姉ちゃんズ、難病で生まれた三女。人生いろいろあるけれど、トライアンドエラーで笑って生きていくんだ。ネジ巻き直して「よーい、どん!」